2011年10月14日

第一回 オール電化はダメですか? 

こんばんは。

デンボウの森田でございます。

オール電化の新設をご希望であったお客様が、
3月に発生した東日本大震災を受けて、一時見合わせておられましたが、
近頃は、徐々に施工のGOサインを頂くことが増えてきています。

さて、「地震が起きたらオール電化では生活できない」
    「オール電化で電気代が高くなる」
    「電力不足の中、オール電化は悪だ」
    「電気給湯器は停電中、湯が出ない」 など、
誤解を招くまたは事実と異なる情報があふれていますので、
その点を本日から4日間にかけてご説明できたらと思います。

今日のお題はこちら。
Q. 地震が起きたらオール電化では生活できない?

A. オール電化が急増したきっかけは、阪神大震災であるといわれています。
   その理由は、阪神大震災において、電力・水道・ガスのうち、
   もっとも早い復旧を遂げたのが、電力だったからです。

   そして、今年3月に発生した東日本大震災においても、電力の復旧が最も早いものであったということが、
   土木学会地震工学委員会「ライフラインの地震時相互連関を考慮した都市機能防護戦略に関する研究小委員会」
   の岐阜大学工学部社会基盤工学科の能島暢呂氏の資料により明らかになっています。
   第一回 オール電化はダメですか? *中電パンフレットより簡易資料の抜粋
   詳細は⇒土木学会地震工学委員会東日本大震災特別委員会情報共有サイトメニューよりご確認ください。
         http://committees.jsce.or.jp/2011quake/node/86  

   また、阪神大震災においては、地震のあとに大規模火災という二次災害が発生しましたが、
   IHクッキングヒーターなら火を使わないから立ち消えや引火の心配がなく、リスクを大幅に減らすことができます。
   だから、住宅ローンや火災保険のオール電化優遇策が存在するわけでもあります。
  
   そして、エコキュートや電気温水器は、深夜電力を用いて湯を沸かす「貯湯式給湯器」です。
   万が一の時に、断水時でも非常用水を確保できます。
  

   先日の大型台風において、大規模な停電が発生し、IHは使用できませんでしたが、
   お湯は前日の深夜電力で沸かしているため、問題なく使用することが出来たとお客様から回答頂いています。
   IHをご利用のお客様には、カセットコンロを差し上げておりますので、
   当社のお客様で大きな混乱をきたしたお客様がいらっしゃらなかったのは何よりでした。

  災害が起きたらオール電化では生活できない、と言われますが、
   ガス給湯器も電気を使っている現状、停電が発生すれば生活への支障はいずれにしても発生する中で、
   そのリスクを限りなく最も減らしているのが、オール電化であるといえます。
 
  
   次回は、 「オール電化で電気代が高くなる?」です。
   ご質問などございましたら、お気軽にご連絡下さい。
  

  デンボウ 森田


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