2012年02月03日

【ご注意】給水、給湯の凍結について

こんばんは、デンボウです。

今日は、大変多くのお客様より出張修理依頼を頂きました。
内容は、タイトルの「給水・給湯の凍結」に関わるものです。

静岡県ではほとんどの地域で寒冷仕様を行なっておりません。
*静岡市葵区井川地区などでは行う場合があります。
  主に電熱線による保温機能
そのため、今朝のような急激な冷え込みでは、
給水・給湯管が凍結することがあります。

また、昨年の東北大震災以降、管の破損による
湯漏れの修理依頼が多くなっております。
凍結がきっかけで全損してしまうことも考えられます。


1.湯の蛇口をひねっても何も出ない(水も出ない)
これは、給水の凍結が原因と考えられます。
配水管が凍結すると、給湯器に給水ができなくなり、
給湯器から蛇口までお湯を運ぶことができなくなります。
→ 昼前後には解凍され、湯が出ることが多いです。

2.湯の蛇口をひねっても何も出ない(水も出ない) Part.2
これは、給水に設置されている減圧弁のつまりが原因と考えられます。
配水管が凍結したあと、配管のサビや子砂利などが減圧弁につまり、
給湯器に給水ができなくなり、給湯器から蛇口までお湯を運ぶことができなくなります。
→ 減圧弁の掃除が必要です。
   ダンレイ製の減圧弁の場合、無理にはがそうとすると折れてしまいます。
   ご注意ください。


3.シャワーだけが水も湯も出ない
これは、給湯器にシャワー管が設置されており、シャワーだけが別回路で配水している場合です。
今のように混合水栓がない頃のツーハンドル水栓の場合、
湯と水の圧力を同じにする必要があったため、シャワー専用管を設置しておりました。
そのため、現在、混合水栓を使用していても、シャワー管がある場合は、
シャワーだけが水も湯も出ないという状況が生じます。
→ 減圧弁の掃除が必要です。
   ダンレイ製の減圧弁の場合、無理にはがそうとすると折れてしまいます。
   ご注意ください。



なお、下記のような行為は重大事故につながるおそれがあります。

1.凍結した管に熱湯をかける
管を解凍しようと沸かした湯をかけますと、
管の温度が一気にあがり、破損することがあります。
経年数が多い管ですと、さらに危険です。
*実際に本日、ご依頼いただいたお客様が実施し、給湯管から湯漏れが発生しました。

2.凍結した管をたたく、揺するなど
管内が凍結しているため、破損しやすい状況になります。
特に解凍したあとに一気に湯水が吹き出すことがあります。


当社はガス給湯器の破損などは、対応しておりません。
電気給湯器(電気温水器、エコキュート)のみです。


また、本日お伺いしたお客様の6割が他社施工のお客様でした。
気になる時なら修理ができますが、
全損してからでは、修理ができない場合が多いの実情です。
明日も当社は営業しておりますので、少しでも気になる点がありましたら、
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ
デンボウ・コミュニケーションズ
修理・ご相談フリーダイヤル 0120-123-619
*固定電話・携帯からも年中無休・24時間承っております。
メール info@denbow.jp


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Posted by オール電化のデンボウ at 21:22│Comments(0)緊急情報
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